A MESSAGE FROM THE EDITOR

えっ、まだ一年半なの

と、本気で驚かれるようになった。
女川、が読めなかった私が初めて町を訪れたのは、2014年4月。
居酒屋さんに、今思うと、街の復興に関わっている若手メンバーが勢揃いしていた。その数、十数名。
誰がどこに座っていて、誰がなにを言って、どんな顔をしていたか、ディテールがくっきりと残っている。笑った顔や声が、焼きついている。

その夜、女川とわたし、が始まった。

一度きりのはずが、夏のイベント、それ以降は別な方面でも関わらせていただいている。
四季を通じていろいろな方と出会い、強さや優しさに触れ、それぞれのストーリーに魅了され続けている。
いつか、書きたい伝えたいと感じるようになり、その時が、やってきた。

女川の一番の魅力である「ひと」。
一人の物語から、町の今と未来が見えて来る。

in.ONAGAWA 女川のひとびと
with.ONAGAWA 女川と関わるひとびと
by.ONAGAWA 女川のさまざま

ひとりずつ、ひとつずつ、伝えていく。

いつもなにかが新しい、女川。
明日はどんな顔を見せてくれるだろう。

ONAGAWA days発刊にむけて

編集部 安念有加

OUR CONCEPT

女川の魅力を、ありのままの姿で伝えていきたい。美しい写真と、紡がれた言葉を通じて。失った時間と記憶から始まった繋がりを、大切にしていきたい。
そんな想いのもと、ONAGAWA daysが始まります。

ONAGAWA DAYSは、地域経済の活性化を目的としたクリエイティブ・ユニット「モノコトビト」を発足し、女川や周辺地域の魅力的なコンテンツ掘り起こし・発信をします。