女川直中 1日1便 |
日本有数の漁港がある小さな港町、女川。宮城県の東端、太平洋に突き出た牡鹿半島の基部にあり、石巻市に隣接しています。基幹産業は水産業。中でも秋の味覚「秋刀魚」の水揚げ量は全国でもトップクラスです。銀鮭や牡蠣、ホタテなどの養殖も盛んで、暖流と寒流の豊かな魚種が年間を通じて水揚げされていました。震災前は、新鮮な魚介類をテーマにしたお祭りや観光産業を中心に年間約20万人のお客様が女川町を訪れていました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、女川町は壊滅的な被害を受けました。2015年冬には「おながわ復興まちびらき 冬2015」がとり行われ、駅前商業エリア【シーパルピア】や【まちなか交流館】がオープンするなど、町の一日も早い復興に尽力しています。
平安時代、前九年の役で陸奥の豪族、安部貞任(あべのさだとう)が、源氏と経ヶ峰(きょうがみね)で交戦した際、一族の女性と子供を黒森山(くろもりやま)の安野平(あんのだいら)に避難させ、そこを流れる川を「女川(おながわ)」と呼んだことが始まりとされています。